1PM97|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
反射現象で誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
反射弓を構成するニューロン数とシナプス数を区別する問題です。単シナプス反射は「シナプスが一つ」であって、「ニューロンが一つ」ではありません。
解説
単シナプス反射では、筋紡錘からの求心性知覚ニューロンが、脊髄前角の運動ニューロンへ一つのシナプスを介して直接連絡します。したがって少なくとも求心性ニューロンと遠心性運動ニューロンの二つが必要であり、「一つのニューロンによって成り立つ」は誤りです。
膝蓋腱反射は、膝蓋腱を叩いて大腿四頭筋を急に伸張し、筋紡錘からの入力によって同筋が収縮する伸張反射です。上位運動ニューロン障害による痙性麻痺では、下行性抑制が弱くなるため深部腱反射が亢進します。
バビンスキー反射は、成人では錐体路障害を示唆する病的反射です。ただし乳幼児では髄鞘化が未成熟なため、生理的にみられることがあります。
選択肢の確認
- 1.単シナプス反射は一つのニューロンによって成り立っている。(正答):誤り。単シナプス反射は一つのシナプスをもつ反射で、求心性ニューロンと遠心性運動ニューロンの少なくとも二つで構成されます。
- 2.膝蓋腱反射は大腿四頭筋の伸張反射である。:正しい。膝蓋腱反射は大腿四頭筋の筋紡錘を介する伸張反射です。
- 3.痙性麻痺では深部腱反射が亢進している。:正しい。痙性麻痺では上位中枢からの抑制が低下し、深部腱反射が亢進します。
- 4.バビンスキー反射は病的反射である。:正しい。成人のバビンスキー反射は錐体路障害を示す病的反射です。
覚えるポイント
- 単シナプス反射は二ニューロン・一シナプスである。
- 膝蓋腱反射は大腿四頭筋の伸張反射である。
- 痙性麻痺では腱反射亢進、病的反射出現をみる。