1PM98|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
肩関節について誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肩関節の関節形態、基本運動、肩甲帯との協調、主要筋の作用を問う問題です。肩関節外転筋と内転筋を正確に区別します。
解説
肩甲上腕関節は、上腕骨頭と肩甲骨関節窩でつくられる球関節です。多方向へ大きく動く一方、関節窩が浅いため、関節包、靱帯、腱板筋、肩甲帯の協調によって安定性を保ちます。
肩関節の屈曲は上腕を前方へ挙上する運動です。上肢を大きく挙上すると、肩甲骨の上方回旋だけでなく、胸鎖関節・肩鎖関節を介して鎖骨も挙上・後方回旋するため、鎖骨も同時に動きます。
大胸筋の主作用は肩関節の内転・内旋・屈曲です。外転の主動筋は三角筋中部線維と棘上筋であるため、「大胸筋により外転する」が誤りです。
選択肢の確認
- 1.球関節である。:正しい。肩甲上腕関節は多軸性の球関節です。
- 2.屈曲とは上腕の前方挙上のことである。:正しい。屈曲は上腕を矢状面で前方へ挙上する運動です。
- 3.肩の運動の際には鎖骨も同時に動く。:正しい。肩の挙上には肩甲骨と鎖骨を含む肩甲帯の運動が伴います。
- 4.大胸筋により外転する。(正答):誤り。大胸筋は主に内転・内旋に働き、外転の主動筋ではありません。
覚えるポイント
- 肩甲上腕関節は球関節である。
- 肩挙上では上腕骨・肩甲骨・鎖骨が協調して動く。
- 外転は三角筋・棘上筋、内転は大胸筋・広背筋などが担う。