1PM99|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
変形性関節症について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
変形性関節症の病態と二次的な筋力低下、画像上の変化、施術適応を問う問題です。関節軟骨の変性と骨粗鬆症を混同しないことがポイントです。
解説
変形性関節症は、加齢、過負荷、外傷、関節形態などを背景に関節軟骨が変性し、関節裂隙狭小化、骨棘形成、軟骨下骨硬化などを生じる疾患です。痛みによる活動低下や関節を使わない状態が続くと、関節周囲筋の筋力低下が起こります。膝では特に大腿四頭筋の弱化が、疼痛や不安定性を悪化させる要因になります。
骨粗鬆症は骨量・骨質が低下する病態で、変形性関節症の特徴そのものではありません。膝関節では大腿脛骨関節、膝蓋大腿関節のいずれにも変化が起こり得ますが、膝蓋骨の変形だけが著明と決めつけるのは不適切です。
マッサージは絶対禁忌ではなく、安定期に周囲筋の緊張や循環へ配慮して行うことがあります。ただし急性の熱感・腫脹、強い疼痛、関節内病変が疑われる場合は局所への強刺激を避け、医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.特徴として骨粗しょう症がある。:誤り。変形性関節症の骨変化は骨棘や軟骨下骨硬化であり、骨粗鬆症が特徴というわけではありません。
- 2.関節周辺の筋力低下が起こる。(正答):正しい。疼痛、関節不安定性、廃用などにより関節周囲筋の筋力が低下します。
- 3.膝関節では膝蓋骨の変形が著明である。:誤り。膝の変形性関節症は大腿脛骨関節を中心に起こることが多く、膝蓋骨の変形だけが著明とは限りません。
- 4.マッサージを行ってはならない。:誤り。マッサージが一律に禁忌ではありません。炎症の程度と全身状態を評価し、適応時は刺激量を調整します。
覚えるポイント
- 変形性関節症は軟骨変性、骨棘、軟骨下骨硬化が基本である。
- 疼痛と廃用により関節周囲筋が弱化する。
- 急性炎症時は局所への強刺激を避ける。