29AM77|第29回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。「65歳の女性。指圧を受けているときに左側胸部に強い痛みを感じた。帰宅後も痛みは続き、疼痛部位に一致して半円球状の膨隆がみられたため、病院の夜間外来を受診した。」考えられる疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
指圧の施術中に側胸部の痛みが生じ、その部位に膨隆が現れた症例です。
解説
施術中に胸部へ加わった力によって肋骨が骨折し、その部位に腫れが生じたと考えられます。したがって答えは2です。
狭心症や逆流性食道炎では限局した膨隆はみられず、帯状疱疹では水疱が帯状に並びます。
高齢者や骨粗しょう症のある人では胸郭がもろく、胸背部への強い圧迫は避ける必要があります。痛みや変形が生じた場合は施術を中止し、医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.狭心症:誤り。膨隆は生じません。
- 2.肋骨骨折:正しい。この経過に合い、これが答えです。
- 3.帯状疱疹:誤り。水疱がみられます。
- 4.逆流性食道炎:誤り。この所見とは合いません。
覚えるポイント
- 高齢者の胸郭は骨折しやすい。
- 施術による有害事象は直ちに中止して対応する。
- 骨折が疑われる部位には施術しない。