2PM139|第2回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
次の文で示す患者への対応で適切でないのはどれか。「35 歳の男性。数年前から便秘が続き、4、5 日に 1 回、太く長い便を出す。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
長期間続く排便回数の減少と太く長い便から、弛緩性・習慣性便秘への生活指導と施術を考える症例問題です。食物線維を減らすのは逆方向です。
解説
慢性的に4〜5日に1回、太く長い便が出ることから、大腸の運動低下を背景とする便秘が考えられます。一般には食物線維と適切な水分をとり、運動習慣や規則的な排便を整えることが重要です。したがって線維成分の少ない食事を勧めるのは不適切です。
国家試験上は、腹筋強化、結腸の走行に沿った穏やかな揉捏、腰仙部への適度な圧迫が挙げられます。ただし血便、体重減少、嘔吐、腹部膨満、強い腹痛、急な便通変化がある場合は、腸閉塞や腫瘍などを除外するため医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.線維成分の少ない食事をとらせる。(正答):誤り。便量を増やし排便を促すため、一般には食物線維を適切に摂取します。
- 2.腹筋強化運動を行わせる。:正しい対応です。腹筋機能を高めることは排便時の腹圧を補助します。
- 3.結腸に沿った揉捏法を行う。:正しい対応として扱います。結腸の走行に沿って穏やかに揉捏し、腸運動を促します。
- 4.腰仙部の圧迫法を行う。:正しい対応として扱います。腰仙部への適度な圧迫を補助的に用います。
覚えるポイント
- 慢性便秘では食物線維・水分・運動を整える。
- 腹部施術は穏やかに行う。
- 血便・体重減少・強い腹痛は受診の目安。