2PM141|第2回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
次の文で示す患者への施術で誤っているのはどれか。「41 歳の男性。2 年前に交通事故に遭い、上肢外側部に痛みとしびれとが持続している。」
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
外傷後に続く上肢外側の痛み・しびれから頸部神経根や腕神経叢の関与を考え、神経症状を悪化させる頸部操作を選ぶ症例問題です。
解説
頸椎を強く後屈すると椎間孔が狭くなり、神経根への圧迫が増えることがあります。その状態で牽引を加えるのは症状悪化や頸部組織損傷の危険があるため誤りです。牽引を行う場合でも、診断と適応を確認し、中間位から軽度屈曲位で穏やかに行います。
慢性期で急性炎症や禁忌がなければ、圧痛点への適度な持続圧、温熱、痛みを増悪させない自動運動が国家試験上の方法として挙げられます。進行する筋力低下、巧緻運動障害、歩行障害、膀胱直腸障害があれば医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.頸部を強く後屈して牽引を行う。(正答):誤り。強い後屈は椎間孔を狭め、神経根症状を悪化させるため、その姿勢での牽引は行いません。
- 2.上肢の圧痛点に持続的圧迫法を行う。:正しい施術として扱います。上肢の圧痛点へ、神経を強く刺激しない範囲で持続圧を用います。
- 3.施術後に頸や上肢の自動運動を行う。:正しい施術として扱います。施術後に症状を確認しながら頸部・上肢の自動運動を行います。
- 4.頸部に温熱療法を行う。:正しい施術として扱います。慢性の筋緊張には温熱療法が用いられますが、急性炎症時は避けます。
覚えるポイント
- 頸部後屈は椎間孔を狭める。
- 神経症状を伴う頸部操作は強く行わない。
- 筋力低下や歩行障害は医療評価を優先。