2PM149|第2回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
「54歳の女性。最近、高いところにある物を取ったり、髪をとかしたり、エプロンのひもを結んだりするときに肩関節部が痛む。」最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
中年以降に生じた肩関節痛と、挙上・結髪・結帯動作の困難から肩関節周囲炎を判断する症例問題です。日常生活動作に現れる可動域制限が決め手です。
解説
高い所の物を取る動作は肩の屈曲・外転、髪をとかす結髪動作は外転・外旋、エプロンのひもを結ぶ結帯動作は伸展・内旋を必要とします。これら複数方向の肩運動で痛みが出る54歳女性という所見は、肩関節周囲炎、いわゆる五十肩に典型的です。
肩関節周囲炎では夜間痛や拘縮を伴うことがあります。頸部運動で増悪する放散痛・しびれは頸椎症、三角筋麻痺や肩外側感覚障害は腋窩神経障害、上肢血流・神経症状は斜角筋症候群を考えます。
選択肢の確認
- 1.頸椎症:誤り。頸椎症では頸部運動に伴う上肢放散痛やしびれなどが目立ちます。
- 2.肩関節周囲炎(正答):正しい。中年以降の肩痛と結髪・結帯・挙上困難は肩関節周囲炎に一致します。
- 3.腋窩神経の神経痛:誤り。腋窩神経障害では三角筋麻痺や肩外側の知覚障害が中心です。
- 4.斜角筋症候群:誤り。斜角筋症候群では上肢のしびれ、血流障害、姿勢による症状変化などがみられます。
覚えるポイント
- 五十肩では結髪・結帯動作が困難。
- 複数方向の肩可動域制限を確認する。
- 頸椎由来の放散痛・しびれと鑑別する。