2PM150|第2回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
「54歳の女性。最近、高いところにある物を取ったり、髪をとかしたり、エプロンのひもを結んだりするときに肩関節部が痛む。」この患者への治療で正しい記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
前問の肩関節周囲炎に対し、慢性期の疼痛・拘縮を和らげる治療と、原因に合わない処置を区別する連問です。
解説
肩関節周囲炎で急性の発赤・熱感がなく、筋緊張や拘縮が中心であれば、罹患部へのホットパックで温熱を加え、循環促進と軟部組織の伸張性向上を図ります。その後、疼痛を増悪させない範囲で関節可動域訓練を行います。
頸椎牽引や神経伸展法は、頸椎症・神経障害を前提とする処置で本症例には合いません。長期間三角巾で固定すると拘縮が進むため、急性痛を避けながら適度に動かすことが重要です。急性炎症が強い時期は温熱を避け、状態に応じて対応を変えます。
選択肢の確認
- 1.罹患部にホットパックを施す。(正答):正しい。慢性期の肩関節周囲炎ではホットパックで疼痛と筋緊張を和らげ、運動を行いやすくします。
- 2.頸椎部を牽引する。:誤り。本症例は肩関節周囲炎が考えられ、頸椎牽引の適応を示す所見ではありません。
- 3.障害神経の伸展法を行う。:誤り。末梢神経障害を示す症例ではなく、障害神経の伸展法は適しません。
- 4.上肢を三角巾でつり、安静にする。:誤り。長期固定は肩関節拘縮を悪化させるため、三角巾で安静を続ける方法は適切ではありません。
覚えるポイント
- 慢性期の肩関節周囲炎では温熱後に可動域訓練。
- 長期固定は拘縮を悪化させる。
- 急性炎症が強い時期は温熱を避ける。