32PM144第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

東洋医学概論弁証論治湿熱・痰湿

次の文で示す症例について、問題143、問題144の問いに答えよ。 「48歳の女性。主訴は前頭部痛。頭重感を伴い、ぼんやりとしている。舌質は胖大、歯痕、舌苔は白膩、脈は滑を認める。」 痛みの部位と経脈の関係を踏まえて絡穴に施術する場合、最も適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、前頭部痛と経脈流注、さらに絡穴の組合せを確認します。

前頭部は陽明経と関係が深く、足の陽明胃経の絡穴は豊隆です。

解説

頭痛の部位を経脈で考えると、前頭部は陽明経、側頭部は少陽経、後頭部は太陽経、頭頂部は厥陰経と整理します。

この症例は前頭部痛であるため、陽明経を考えます。選択肢の中で陽明経の絡穴は豊隆です。豊隆は足の陽明胃経の絡穴で、痰湿に対しても重要な経穴として扱われます。

症例では痰湿の所見もあるため、豊隆は病証と経脈の両面から適切です。

ひっかけポイント
前頭部痛は陽明経です。さらに痰湿には豊隆がよく使われるため、症例全体と合います。

選択肢の確認

1.豊 隆
正しい。
豊隆は足の陽明胃経の絡穴です。前頭部痛は陽明経と関係し、痰湿の所見にも合うため最も適切です。

2.飛 揚
誤り。
飛揚は足の太陽膀胱経の絡穴です。太陽経は後頭部や項部と関係しやすく、前頭部痛の絡穴としては不適切です。

3.蠡 溝
誤り。
蠡溝は足の厥陰肝経の絡穴です。厥陰経は頭頂部などと関連づけます。前頭部痛では陽明経を考えます。

4.光 明
誤り。
光明は足の少陽胆経の絡穴です。少陽経は側頭部の頭痛と関係します。前頭部痛では豊隆が適切です。

覚えるポイント

  • 前頭部痛は陽明経と関係します。
  • 豊隆は足の陽明胃経の絡穴です。
  • 痰湿の病証でも豊隆は重要です。

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