32PM136|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論弁証論治湿熱・痰湿
次の文で示す病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。 「24歳の女性。最近食べ物の臭いで吐き気を感じるようになった。頭重感や軟便もみられる。舌苔は黄膩、脈は濡数を認める。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、舌苔と脈から湿熱を判断します。
黄膩苔は、熱と湿が結びついた病証を考える重要所見です。
解説
症例では、食べ物の臭いで吐き気、頭重感、軟便、舌苔黄膩、脈濡数が示されています。
膩苔は湿や痰湿を示し、黄色は熱を示します。脈濡は湿、脈数は熱に関係します。したがって、この病証では湿熱が中心と考えます。
治療方針としては、湿をさばき、熱を除くことが適切です。
ひっかけポイント
黄膩苔は湿熱のキーワードです。頭重感や軟便は湿、脈数や黄苔は熱を示します。
選択肢の確認
1.陽気を補う。
誤り。
陽気を補うのは陽虚で冷えや水様便、寒がりなどがみられる場合です。本症例では黄膩苔や脈数があり、湿熱を考えます。
2.陰液を補う。
誤り。
陰液を補うのは陰虚で口渇、盗汗、舌紅少苔などがみられる場合です。本症例では膩苔があり、湿熱が中心です。
3.気滞を除く。
誤り。
気滞では張った痛み、ため息、情志による悪化などが中心です。本症例では黄膩苔、頭重感、軟便から湿熱を除く方針が適切です。
4.湿熱を除く。
正しい。
舌苔黄膩、脈濡数、頭重感、軟便、吐き気は湿熱を示す所見です。治療方針として湿熱を除くことが最も適切です。
覚えるポイント
- 黄膩苔は湿熱を示す重要所見です。
- 頭重感や軟便は湿の関与を考えます。
- 脈数や黄苔は熱の関与を示します。