32PM137|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論弁証論治八綱・瘀血・痰火・腎陽虚
次の文で示す病証はどれか。 「27歳の女性。昨日から強い寒気と軽度の発熱がある。後頸部のこわばりと頭痛があり、水様性の鼻汁も出る。汗は出ない。脈は浮緊を認める。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、外感病の表証・寒熱・虚実を判断します。
強い寒気、水様性鼻汁、汗が出ない、脈浮緊は表実寒証の重要な組合せです。
解説
症例では、昨日からの急な発症、強い寒気、軽度の発熱、後頸部のこわばり、頭痛、水様性鼻汁が示されています。これは外邪が体表に侵入した表証を考えます。
寒気が強く、水様性鼻汁があるため寒証です。汗が出ないこと、脈が浮緊であることから、表が閉じた実証と考えます。
したがって、病証は表実寒証です。
ひっかけポイント
汗が出る表虚、汗が出ない表実と整理します。浮緊脈は表寒実のキーワードです。
選択肢の確認
1.表虚寒証
誤り。
表虚寒証では、表証と寒証に加えて汗が出ることが多いです。本症例では汗が出ず、脈浮緊のため表実寒証が適切です。
2.表虚熱証
誤り。
熱証では発熱が強い、口渇、黄色い鼻汁などを考えます。本症例は強い寒気と水様性鼻汁があり、寒証です。
3.表実寒証
正しい。
強い寒気、水様性鼻汁、汗が出ない、脈浮緊は表実寒証に合います。外寒が体表を閉じている状態として考えます。
4.表実熱証
誤り。
表実熱証では発熱が強く、口渇、咽痛、黄色い鼻汁などがみられやすいです。本症例では寒証が中心です。
覚えるポイント
- 表証は急な発症、悪寒、発熱、頭痛、項背部のこわばりで考えます。
- 水様性鼻汁と強い寒気は寒証です。
- 汗が出ない、脈浮緊は表実寒証の重要所見です。