34PM132|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論弁証論治八綱・瘀血・痰火・腎陽虚
次の症例の病証でみられる痛みの性質で最も適切なのはどれか。 「36歳の女性。主訴は月経痛。月経前から月経中にかけて痛みが起こり、出血後に軽減する。腹は拒按とともに少腹急結を認める。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、月経痛の経過と腹証から、痛みの性質を判断します。
月経前から月経中に痛み、出血後に軽減し、拒按と少腹急結がある場合は瘀血を考えます。瘀血の痛みは刺痛が特徴です。
解説
瘀血とは、血の流れが滞った状態です。痛みは固定性で、刺すように痛み、夜間に悪化しやすいことがあります。
月経痛では、血の滞りにより月経前から月経中に痛みが強くなり、出血によって滞りが少し解消されると痛みが軽減することがあります。
少腹急結は下腹部の抵抗や圧痛を示す腹証で、瘀血と関連して出題されやすい所見です。
ひっかけポイント
瘀血の痛みは固定性の刺痛です。出血後に軽くなる月経痛も瘀血を考える手がかりです。
選択肢の確認
1.隠 痛
誤り。
隠痛は鈍く持続する痛みで、虚証でみられやすい痛みです。本症例は拒按と少腹急結があり、瘀血の刺痛が適切です。
2.空 痛
誤り。
空痛は空虚感を伴うような痛みで、虚証と関係します。血の滞りを示す本症例には合いません。
3.刺 痛
正しい。
刺痛は瘀血でみられやすい痛みです。月経前から月経中に痛み、出血後に軽減し、少腹急結を伴う本症例に最も適切です。
4.灼 痛
誤り。
灼痛は焼けるような痛みで、熱証に関連します。本症例では熱より瘀血の所見が中心です。
覚えるポイント
- 瘀血の痛みは刺痛です。
- 瘀血では固定性の痛み、拒按、夜間悪化が重要です。
- 少腹急結は瘀血と関連して覚えます。