33PM131|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論弁証論治胃熱・便秘・腹痛
次の症例の治療方針として最も適切なのはどれか。 「40歳の男性。頰から顎にかけて痛みがある。日頃から偏食が著しく特に辛い物を好んで食べる。食欲は旺盛で食後すぐに空腹になる。舌質は紅、舌苔は厚膩、脈は数を認める。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、顔面部の痛みと食欲亢進、舌脈所見から胃熱を判断します。
頰から顎にかけては陽明経の流注と関係し、過食や辛い物の嗜好、舌紅、脈数は熱を示します。
解説
胃熱では、食欲亢進、食後すぐ空腹になる、口臭、歯肉腫脹、顔面部の痛み、便秘、口渇などがみられます。
この症例では、辛い物を好む、食欲が旺盛、食後すぐ空腹、舌質紅、舌苔厚膩、脈数が示されています。これらは胃に熱がこもっている状態を考える所見です。
治療方針としては、胃熱を除くことが最も適切です。
ひっかけポイント
食欲旺盛で食後すぐ空腹、舌紅、脈数があれば胃熱を考えます。頰から顎の痛みは陽明経の流注とも関連します。
選択肢の確認
1.胃熱を除く。
正しい。
食欲亢進、食後すぐ空腹、舌質紅、脈数は胃熱を示します。頰から顎にかけての痛みも陽明経との関連を考え、治療方針として適切です。
2.風寒を除く。
誤り。
風寒では悪寒、発熱、無汗、水様鼻汁、脈浮緊などがみられます。本症例では熱の所見が中心であり、風寒ではありません。
3.腎陰を補う。
誤り。
腎陰虚では腰膝のだるさ、耳鳴り、潮熱、盗汗、舌紅少苔などを考えます。本症例の食欲亢進と胃熱所見には合いません。
4.肝血を補う。
誤り。
肝血虚では目のかすみ、筋のひきつり、爪や髪の異常、舌淡、脈細などがみられます。本症例では胃熱を除く方針が適切です。
覚えるポイント
- 胃熱では食欲亢進、食後すぐ空腹、口臭、歯肉腫脹がみられます。
- 舌紅と脈数は熱の所見です。
- 頰から顎の痛みは陽明経の流注と関係します。