34AM60|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学疾患各論循環器・救急
AEDの適応となるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、AEDが除細動の対象とする不整脈を確認します。
AEDの主な適応は、心室細動と無脈性心室頻拍です。
解説
AEDは自動体外式除細動器です。心停止が疑われる人に装着すると、心電図を自動解析し、除細動が必要かどうかを判断します。
除細動の対象となる代表的な不整脈は心室細動です。心室細動では心室が細かく不規則に震え、全身へ血液を送り出せなくなります。早期の除細動が救命率を高めます。
発作性上室頻拍、房室ブロック、発作性心房細動は、通常AEDの除細動対象として扱いません。これらは意識、脈拍、血圧、症状を評価し、医療機関で適切に治療します。
安全管理上のポイント
AEDを使用するときは、通電時に周囲の人が患者に触れていないことを確認します。音声指示に従うことが重要です。
選択肢の確認
1.発作性上室頻拍
誤り。
発作性上室頻拍は上室性の頻拍で、通常AEDの除細動対象ではありません。状態に応じて迷走神経刺激や薬物療法などを検討します。
2.房室ブロック
誤り。
房室ブロックは刺激伝導障害で、徐脈や失神をきたすことがあります。AEDの除細動対象ではなく、必要に応じてペースメーカなどを検討します。
3.発作性心房細動
誤り。
発作性心房細動は心房の不整脈であり、通常AEDの除細動対象ではありません。抗凝固療法やリズム・レートコントロールが検討されます。
4.心室細動
正しい。
心室細動はAEDの適応となる代表的不整脈です。心停止の原因となり、早期除細動が救命に直結します。
覚えるポイント
- AEDの適応は心室細動と無脈性心室頻拍です。
- 心室細動では心臓が有効に血液を送り出せません。
- AED使用時は音声指示に従い、通電時の安全確認を行います。