34PM109|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
便秘症で便潜血反応検査を受けるべき症例として最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、便秘症の中でも大腸癌などの器質的疾患を疑う危険サインを確認します。
高齢、便の狭小化、体重減少がある場合は、大腸癌などを除外するために便潜血反応検査を考えます。
解説
便秘では、生活習慣や機能性便秘だけでなく、腫瘍や炎症などの器質的疾患が背景にないかを確認することが重要です。
便が細くなる便の狭小化は、大腸内腔が狭くなる病変を疑う手がかりになります。さらに体重減少を伴う場合は、悪性腫瘍などの可能性を考え、便潜血反応検査や医療機関での精査が必要です。
口渇・多飲・多尿は糖尿病を疑う症状、抑うつ・食欲不振・不眠は精神心理面の評価、腹痛・腹部不快感・交替性便通異常は過敏性腸症候群などを考えます。
安全管理上のポイント
便秘に体重減少、血便、便の狭小化、貧血、発熱が伴う場合は、単なる便秘として扱わず医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
1.60歳で便の狭小化・体重減少を伴う。
正しい。
高齢者で便の狭小化と体重減少を伴う便秘は、大腸癌などを疑う危険サインです。便潜血反応検査を受けるべき症例として最も適切です。
2.45歳で口渇・多飲・多尿を伴う。
誤り。
口渇、多飲、多尿は糖尿病を疑う症状です。便潜血反応検査よりも、血糖検査などを優先して考えます。
3.38歳で抑うつ・食欲不振・不眠を伴う。
誤り。
抑うつ、食欲不振、不眠は精神心理的要因やうつ状態の評価が重要です。便潜血反応検査を最も優先する症例ではありません。
4.13歳で腹痛・腹部不快感・交替性便通異常を伴う。
誤り。
腹痛、腹部不快感、便秘と下痢の交替は過敏性腸症候群などでみられることがあります。便潜血反応検査を最も受けるべき症例としては、便狭小化と体重減少を伴う60歳の症例が適切です。
覚えるポイント
- 便の狭小化は大腸内腔の狭窄を疑う所見です。
- 体重減少を伴う便秘は器質的疾患の除外が重要です。
- 便潜血反応検査は大腸癌のスクリーニングで重要です。