34PM130|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
経絡経穴経脈流注・経脈病証流注・接続・循経取穴
次の症例の経脈病証に対して、循経取穴により治療する場合、最も適切なのはどれか。 「35歳の男性。右足関節の内がえし捻挫をしてから脇腹が痛くなり、腰をひねることができなくなった。よくため息をつく。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、足関節外側の捻挫、脇腹痛、体幹回旋制限、ため息から、関係する経脈を判断します。
足関節外側から体側・脇腹をめぐる経脈は足の少陽胆経です。胆経の郄穴は外丘です。
解説
足関節の内がえし捻挫では、外果周囲や足外側に負荷がかかります。この部位は足の少陽胆経の流注と関係します。
胆経は体側部や脇腹をめぐるため、捻挫後に脇腹痛や腰をひねりにくい症状が出る場合、胆経の経脈病証として考えやすくなります。
外丘は足の少陽胆経の郄穴です。急性の痛みや経脈上の強い症状に対して郄穴を用いる考え方があります。
ひっかけポイント
足外側、外果周囲、脇腹、体側部は胆経のキーワードです。胆経の郄穴は外丘です。
選択肢の確認
1.金 門
誤り。
金門は足の太陽膀胱経の郄穴です。腰背部や下肢後面の症状では考えますが、本症例の足外側から脇腹に関係する胆経病証には外丘が適切です。
2.外 丘
正しい。
外丘は足の少陽胆経の郄穴です。足関節外側の捻挫後に脇腹痛があり、胆経の流注を考慮した循経取穴として適切です。
3.中 都
誤り。
中都は足の厥陰肝経の郄穴です。肝経は下肢内側や生殖器などと関係します。本症例では胆経を考えます。
4.水 泉
誤り。
水泉は足の少陰腎経の郄穴です。腎経は下肢内側や腎の病証と関係し、本症例の胆経病証には不適切です。
覚えるポイント
- 足の少陽胆経は体側部、脇腹、足外側をめぐります。
- 胆経の郄穴は外丘です。
- 足関節内がえし捻挫では外果周囲の経脈を考えます。