3PM143|第3回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
腹部に施術を行ってもよい腹痛はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腹痛に対して腹部施術が可能か、急性腹症・悪性疾患の危険徴候から判断する問題です。排便との関連がある機能性腹痛と腹膜刺激徴候を区別します。
解説
排便により軽快する左下腹部痛は、便秘や過敏性腸症候群など大腸機能に関連する痛みを示唆し、診断と禁忌を確認したうえで穏やかな腹部施術の対象となり得ます。
筋性防御とブルンベルグ徴候は腹膜刺激を示し、腹膜炎や急性虫垂炎などの急性腹症を疑うため禁忌です。食嗜好の変化と体重減少を伴う心窩部痛は悪性疾患などの警告症状です。原因不明の腹痛に自己判断で腹部圧迫を行いません。
選択肢の確認
- 1.排便により軽快する左下腹部の痛み。(正答):正答です。排便で軽快する左下腹部痛は大腸の機能的症状を示唆し、危険徴候がなければ対象となり得ます。
- 2.筋性防御がみられる腹部全体の痛み。:誤り。筋性防御は腹膜刺激徴候であり、腹部施術を行わず緊急評価します。
- 3.食事嗜好の変化と体重減少とを伴う心窩部の痛み。:誤り。体重減少を伴う心窩部痛は悪性疾患などを除外する必要があります。
- 4.ブルンベルグ徴候が見られる右下腹部の痛み。:誤り。ブルンベルグ徴候を伴う右下腹部痛は虫垂炎などを疑い、施術禁忌です。
覚えるポイント
- 排便で軽快する腹痛は機能性大腸症状を示唆。
- 筋性防御・反跳痛は腹膜刺激徴候。
- 体重減少を伴う腹痛は医療評価を優先する。