4PM140|第4回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病態から考えて、緊張を改善すべき適切な筋はどれか。「35歳の女性。3か月前から電車のつり革につかまると上肢の重だるさとしびれとがおこるようになった。ライトテスト陽性。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
上肢挙上で誘発されるしびれとライトテスト陽性から、胸郭出口で圧迫に関与する筋を判断する症例問題です。
解説
ライトテストは上肢を外転・外旋して挙上し、橈骨動脈拍動や症状の変化をみる検査です。陽性の場合、小胸筋が烏口突起付近で腋窩動脈や腕神経叢を圧迫する過外転症候群、小胸筋症候群が考えられます。
したがって緊張を改善すべき筋は小胸筋です。つり革につかまる姿勢で上肢の重だるさとしびれが出ることも、この機序に一致します。拍動消失、手の蒼白・冷感、筋力低下がある場合は、強い圧迫を行わず血管・神経障害の医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.小胸筋(正答):正しい。小胸筋の短縮・緊張は、烏口突起下で神経血管束を圧迫し、ライトテスト陽性となり得ます。
- 2.僧帽筋:誤り。僧帽筋は肩甲帯の運動に関与しますが、ライトテストで直接圧迫を起こす中心筋ではありません。
- 3.胸鎖乳突筋:誤り。胸鎖乳突筋は頸部の運動筋で、小胸筋下の神経血管圧迫を説明しません。
- 4.三角筋:誤り。三角筋は肩関節外転筋ですが、ライトテスト陽性の主因となる圧迫筋ではありません。
覚えるポイント
- ライトテスト陽性は過外転症候群を考える。
- 小胸筋下で腕神経叢・腋窩動脈が圧迫される。
- 上肢挙上でしびれ・重だるさが誘発される。
- 血流障害所見があれば医療評価を優先する。