4PM141|第4回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す症状に対して治療対象となる神経はどれか。「手の第1指から第4指のしびれと母指球筋の萎縮とがあり、母指と小指の対立運動ができない。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
しびれの分布、母指球筋萎縮、母指対立障害から障害神経を推定する症例問題です。これらは正中神経障害に一致します。
解説
正中神経は手掌側の母指、示指、中指、環指橈側の知覚を伝え、短母指外転筋や母指対立筋などの母指球筋を支配します。障害されると第1指から第4指橈側のしびれ、母指球萎縮、母指対立運動障害が起こります。手根管症候群で典型的です。
橈骨神経麻痺では下垂手、尺骨神経麻痺では小指・環指尺側のしびれや骨間筋萎縮、筋皮神経麻痺では肘屈曲低下が中心です。母指球萎縮がある場合は慢性・高度の神経圧迫が疑われるため、施術だけで経過をみず医療機関で神経評価を受けます。
選択肢の確認
- 1.橈骨神経:誤り。橈骨神経障害では手関節・手指伸展障害による下垂手が中心です。
- 2.正中神経(正答):正しい。正中神経は母指球筋と第1指から第4指橈側の知覚に関与します。
- 3.尺骨神経:誤り。尺骨神経障害では小指・環指尺側の知覚障害や手内在筋萎縮が中心です。
- 4.筋皮神経:誤り。筋皮神経は上腕前面筋を支配し、主に肘屈曲に関与します。
覚えるポイント
- 正中神経障害は母指から環指橈側のしびれ。
- 母指球萎縮と対立運動障害が特徴。
- 橈骨神経は下垂手、尺骨神経は鷲手。
- 筋萎縮があれば医療評価を優先する。