5PM131|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
頸動脈洞部の圧迫刺激により誘発される現象はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
頸動脈洞の圧受容器反射を問う問題です。頸動脈洞が圧迫されると血圧上昇と認識され、迷走神経活動が高まって心拍数が減少します。
解説
頸動脈洞は総頸動脈分岐部付近にある圧受容器です。伸展刺激は舌咽神経の頸動脈洞枝を求心路として延髄へ伝わり、交感神経活動を抑え、迷走神経活動を高めます。その結果、心拍数は減少し、血圧も低下する方向に働きます。
頸動脈洞部への不用意な圧迫は高度の徐脈、血圧低下、失神、脳虚血を起こし得ます。国家試験の反射機序を理解する問題であり、施術として頸動脈を意図的に圧迫してよいという意味ではありません。前頸部、とくに左右同時への強圧は避けます。
選択肢の確認
- 1.血圧上昇:誤りです。頸動脈洞反射では血圧は上昇ではなく低下する方向に働きます。
- 2.瞳孔散大:誤りです。瞳孔散大は交感神経優位の反応で、頸動脈洞圧迫の代表現象ではありません。
- 3.心拍数減少(正答):正しいため正答です。迷走神経活動の亢進により心拍数が減少します。
- 4.利尿:誤りです。利尿はこの反射で直接問われる代表的現象ではありません。
覚えるポイント
- 頸動脈洞は圧受容器。
- 求心路は舌咽神経、遠心性の心抑制は迷走神経。
- 刺激で徐脈・血圧低下。
- 頸動脈洞を施術目的で強く圧迫しない。