5PM143|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
梨状筋症候群の絞扼部位に対する施術部はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
梨状筋症候群で坐骨神経が絞扼される梨状筋部の体表位置を選ぶ問題です。梨状筋は仙骨前面から大転子へ向かうため、殿部の大転子と仙腸関節の中間付近が対象です。
解説
梨状筋は仙骨前面から大坐骨孔を通って大腿骨大転子へ付着します。坐骨神経は通常、梨状筋の下を通るため、筋の緊張・肥厚や解剖学的変異によって絞扼されると殿部痛と下肢後面への放散痛を生じます。体表では大転子と仙腸関節を結ぶ線の中央付近が梨状筋部に相当します。
同部には坐骨神経が深く走るため、鋭い放散痛やしびれが出るほど強く圧迫しません。腰椎神経根症、股関節疾患、腫瘍、血管疾患などとの鑑別が必要です。
選択肢の確認
- 1.大転子直上:誤りです。大転子直上は中殿筋などの領域で、梨状筋の中央部を示しません。
- 2.坐骨結節直下:誤りです。坐骨結節直下は大腿後面筋群起始部に近く、梨状筋の絞扼部位ではありません。
- 3.大転子と仙腸関節との中央(正答):正しいため正答です。仙腸関節側から大転子へ走る梨状筋の体表投影に相当します。
- 4.大腿後側の中央:誤りです。大腿後側中央は坐骨神経の走行部ですが、梨状筋による絞扼部位ではありません。
覚えるポイント
- 梨状筋は仙骨から大転子へ走る。
- 坐骨神経は通常、梨状筋下孔を通る。
- 施術部は大転子と仙腸関節の中央付近。
- 放散痛が出る強圧を避ける。