5PM145|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
次の文で示す患者に対する初期対応で適切なのはどれか。「40歳の女性。今朝、布団を押入れにしまおうとして、突然激しい腰痛を発症した。腰を伸ばすことができない。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
重い物を扱った直後に突然発症した急性腰痛への初期対応を問う症例問題です。急性期には疼痛を増悪させる運動を避け、まず相対的安静を保ちます。
解説
布団を持ち上げた瞬間の激しい腰痛と伸展不能から、急性腰痛症、いわゆるぎっくり腰が考えられます。初期は楽な姿勢をとり、痛みを増強する動作を避ける相対的安静が適切です。ウィリアムズ体操や背筋強化は急性激痛が落ち着き、重篤疾患を除外した後に段階的に検討します。
長期間の絶対安静を一律に勧めるという意味ではありません。また、柔らかすぎる寝具は腰が沈み込み、姿勢保持が困難です。外傷、発熱、癌既往、下肢進行性麻痺、会陰部感覚低下、膀胱直腸障害があれば施術せず緊急評価します。
選択肢の確認
- 1.ウィリアムズ体操を指導する。:誤りです。急性の激痛時に腰痛体操を開始すると疼痛を増悪させる可能性があります。
- 2.安静を指示する。(正答):正しいため正答です。楽な姿勢で疼痛を増悪させる動作を避け、初期は相対的安静を保ちます。
- 3.背筋強化運動を指示する。:誤りです。急性期に背筋へ強い負荷をかける筋力訓練は行いません。
- 4.柔らかい寝具の使用を指示する。:誤りです。柔らかすぎる寝具は腰部が沈み、安定した姿勢を保ちにくくなります。
覚えるポイント
- 急性腰痛の初期は相対的安静。
- 激痛時に体操・筋力訓練を開始しない。
- 長期の寝たきりは避け、疼痛軽減後に活動を戻す。
- 膀胱直腸障害や進行性麻痺は緊急評価する。