5PM146|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の生活指導として適切でないのはどれか。「60歳の肥満した女性。数年前から正座をするときや立ち上がるときに膝が痛む。膝関節部に熱感はない。」
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肥満した高齢女性の慢性膝痛、熱感なしという所見から変形性膝関節症を考え、関節負荷を減らす生活指導を選ぶ問題です。
解説
正座や立ち上がりで痛み、慢性経過、肥満、熱感がないことから、急性炎症より変形性膝関節症が考えられます。深い膝屈曲を避ける椅子・ベッド生活、必要に応じたサポーター、慢性期の温熱は疼痛軽減と動作改善に役立ちます。
階段昇降は平地歩行より膝関節への負荷が大きく、疼痛のある患者へ積極的に勧めるのは不適切です。体重管理、大腿四頭筋の低負荷訓練、杖や手すりの利用などを病状に応じて指導します。急な発赤・熱感・腫脹が出た場合は別の炎症性疾患を疑います。
選択肢の確認
- 1.椅子やベッドの生活に変える。:適切です。正座を避け、立ち座り時の深い膝屈曲負荷を減らせます。
- 2.サポーターを使用する。:適切です。症状と適合を確認したサポーターは安定感と疼痛軽減を補助します。
- 3.膝関節部を暖める。:適切です。熱感のない慢性期では温熱が疼痛とこわばりの軽減に役立ちます。
- 4.階段昇降を勧める。(正答):適切でないため正答です。階段昇降は膝への荷重が大きく、痛みを増悪させやすい動作です。
覚えるポイント
- 慢性膝痛・肥満・熱感なしは変形性膝関節症を考える。
- 正座と深い屈曲を避ける。
- 階段は膝関節負荷が大きい。
- 体重管理と低負荷の大腿四頭筋訓練が重要。