5PM84|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
骨折部位で最も癒合しにくいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
骨折部位による血流条件の違いから、骨癒合しにくい部位を選ぶ問題です。大腿骨頸部は関節包内骨折となりやすく、骨頭側の血流が障害されやすい部位です。
解説
大腿骨頸部骨折、とくに転位を伴う関節包内骨折では、骨頭へ向かう血管が損傷されやすく、偽関節や大腿骨頭壊死の危険があります。骨折面に十分な血流が届きにくいことが、癒合しにくい主な理由です。
鎖骨中央部、橈骨遠位端、踵骨体部も治療が必要な骨折ですが、選択肢の中では大腿骨頸部が最も癒合不良の危険が高いと判断します。高齢者が転倒後に鼠径部痛や荷重不能を示す場合、外見上の変形が乏しくても骨折を疑い、施術や歩行をさせず受診させます。
選択肢の確認
- 1.鎖骨中央部:骨折しやすい部位ですが、一般には血流条件が大腿骨頸部より良く、選択肢中で最も癒合しにくい部位ではありません。
- 2.橈骨下端部:高齢者の転倒で多い骨折ですが、通常は大腿骨頸部ほど骨頭血流障害の問題は大きくありません。
- 3.大腿骨頸部(正答):正答です。関節包内で骨頭側の血流が損なわれやすく、偽関節や骨頭壊死を起こしやすい部位です。
- 4.踵骨体部:関節内骨折となることがありますが、本問の選択肢では大腿骨頸部の方が癒合不良の危険が高いです。
覚えるポイント
- 大腿骨頸部骨折は骨頭血流が障害されやすい。
- 合併症は偽関節と大腿骨頭壊死。
- 高齢者の転倒後の鼠径部痛・荷重不能は骨折を疑う。
- 骨折疑い部へ施術しない。