5PM86|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
先天性股関節脱臼の乳児期の症状で誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
先天性股関節脱臼、現在の発育性股関節形成不全で、乳児期に確認する所見と歩行開始後の所見を区別する問題です。トレンデレンブルグ徴候は主に立位・歩行が可能になってから評価します。
解説
乳児期の発育性股関節形成不全では、股関節外転制限、大腿・殿部皮膚溝の左右差、下肢長差などを確認します。バーローテストは不安定な股関節を後方へ脱臼させ得るかをみる検査で、クリック・クランク感も脱臼や整復に伴って触れることがあります。
トレンデレンブルグ徴候は、片脚立位で支持側の中殿筋機能が不足すると反対側骨盤が下がる所見です。乳児は片脚立位ができないため、乳児期の症状としては不適切です。股関節の誘発検査は専門的手技であり、強く反復して行いません。
選択肢の確認
- 1.トレンデレンブルグ徴候陽性(正答):誤っているため正答です。トレンデレンブルグ徴候は立位・歩行開始後に評価する所見で、乳児期には適しません。
- 2.大腿皮膚溝の非対称:乳児期にみられ得ます。脱臼側で大腿・殿部の皮膚溝が左右非対称になることがあります。
- 3.バーローテスト陽性:乳児期の股関節不安定性を評価する所見です。ただし検査は熟練者が慎重に行います。
- 4.クリックサイン陽性:乳児期にみられ得る所見です。脱臼・整復に伴うクリックやクランク感を指します。
覚えるポイント
- 乳児期は外転制限と皮膚溝非対称を確認する。
- バーローテストは股関節不安定性の検査。
- トレンデレンブルグ徴候は歩行開始後の評価。
- 股関節誘発検査を乱暴に反復しない。