5PM95|第5回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
虫垂炎の腹痛発生部位で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
急性虫垂炎の腹痛が、初期の内臓痛から右下腹部の体性痛へ移行する経過を問う問題です。心窩部や臍周囲から始まり右下腹部へ移ることがありますが、左上腹部は典型的ではありません。
解説
虫垂炎の初期には、内臓求心性線維による位置の不明瞭な痛みが心窩部または臍周囲に現れます。炎症が壁側腹膜へ波及すると、痛みが右下腹部、とくにマックバーネー点周辺へ限局します。この移動性腹痛は重要な診断手掛かりです。
左上腹部は虫垂炎の典型的な痛みの発生部位ではありません。虫垂の位置には個人差がありますが、発熱、悪心、右下腹部圧痛、反跳痛、筋性防御がある場合は腹部施術を行わず、速やかに医療評価へつなげます。
選択肢の確認
- 1.右下腹部:典型的です。炎症が壁側腹膜へ及ぶと右下腹部に限局します。
- 2.心窩部:初期にみられることがあります。内臓痛として心窩部から始まる例があります。
- 3.左上腹部(正答):誤っているため正答です。左上腹部は通常の虫垂炎で典型的な発生部位ではありません。
- 4.臍部:初期にみられることがあります。臍周囲の鈍痛から右下腹部へ移動します。
覚えるポイント
- 虫垂炎は心窩部・臍周囲痛から右下腹部痛へ移る。
- 右下腹部の限局圧痛が重要。
- 左上腹部痛は典型的でない。
- 反跳痛・筋性防御があれば腹部施術をしない。