9PM126第9回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の病態に対し、施術対象となる経絡はどれか。「50歳の男性。1か月前から右上肢が痛む。頸部後屈時に前腕前面中央から中指に放散痛が出現する。」

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

放散痛の分布から、対応する経絡を判断する問題です。

解説

前腕前面の中央から中指へ向かう放散痛は、手の厥陰心包経の走行に一致します。心包経は腋窩から上腕内側を下り、前腕前面の中央(長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間)を通って中指の中衝に至ります。したがって施術対象となる経絡は心包経で、答えは3です。
神経の分布でみると、中指の症状は主に第7頚神経根の領域にあたります。頚部の後屈で症状が誘発されることから、頚椎の椎間孔の狭小化による神経根の刺激が考えられます。
上肢の脱力が進む場合、両手のしびれや歩行の不安定を伴う場合は、脊髄の病変も考えて医療機関での評価を優先します。

選択肢の確認

  • 1.大腸経:誤り。上肢の橈側背面から示指へ向かいます。
  • 2.小腸経:誤り。上肢後面の尺側から小指へ向かいます。
  • 3.心包経:正しい。前腕前面中央から中指へ向かい、これが答えです。
  • 4.心経:誤り。前腕前面の尺側から小指へ向かいます。

覚えるポイント

  • 心包経は前腕前面の中央を通り中指に終わる。
  • 中指の症状は第7頚神経根の領域。
  • 頚部後屈で症状が出るのは椎間孔の狭小化を示唆する。
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