9PM127|第9回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病態に対し、罹患部への局所治療として適切な施術部位はどれか。「30歳の女性。小学校の教師。黒板に字を書いていると手がしびれる。アレンテスト陽性。ジャクソンテスト陰性。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
上肢を挙げた作業でしびれが出る病態を、誘発テストから判断する問題です。
解説
黒板に字を書くという上肢を挙げた姿勢で手がしびれ、アレンテストが陽性で、頚椎に由来する症状をみるジャクソンテストが陰性であることから、頚椎症ではなく胸郭出口での圧迫が考えられます。斜角筋隙は鎖骨上窩の深部にあたるため、局所治療の部位は鎖骨上窩部で、答えは1です。
鎖骨上窩には腕神経叢と鎖骨下動脈が走るため、強い圧迫や長時間の圧迫は避け、しびれが強まる場合は中止します。鎖骨上窩に腫瘤を触れる場合や、体重減少を伴う場合は医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.鎖骨上窩部:正しい。斜角筋隙にあたり、これが答えです。
- 2.鎖骨下部:誤り。肋鎖症候群を主に疑う所見ではありません。
- 3.三角筋部:誤り。圧迫の部位ではありません。
- 4.上腕内側部:誤り。圧迫の部位ではありません。
覚えるポイント
- ジャクソンテストとスパーリングテストは頚椎症の誘発法。
- 胸郭出口症候群は上肢挙上位で症状が出やすい。
- 鎖骨上窩への強い圧迫は避ける。