R05A135|令和5年度 准看護師試験 過去問
子どもへの医療処置に対するプレパレーションについて、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、子どもへのプレパレーションが問われています。
プレパレーションとは、子どもが検査や処置を理解し、不安や恐怖に対処できるように、発達段階に合わせて説明・準備・支援を行うことです。
解説
子どもは、医療処置に対して不安、恐怖、痛み、怒り、混乱を感じることがあります。プレパレーションでは、年齢や理解力に合わせて、何をするのか、どのくらいかかるのか、どんな感覚があるのかを説明します。
処置後には、子どもの感情を表出させることが大切です。泣いたことや怖かったことを否定せず、「がんばったね」「怖かったね」と受け止めます。感情を表出することで、次の処置への不安軽減につながります。
幼児にも発達段階に合った説明は必要です。絵本、人形、模型、遊びを使うと理解しやすくなります。
処置中も、安心できる声かけや見通しの説明が必要です。まったく話しかけないのは適切ではありません。
処置室は、子どもが安心できるように、年齢に合った装飾や雰囲気づくりを行うことがあります。装飾のない環境が常に適切とはいえません。
小児看護のポイント
子どもの不安を軽くするには、嘘をつかず、発達段階に合った言葉で説明します。家族の同席や安心できる物品の使用も支援になります。
選択肢の確認
1.幼児には事前の説明は必要ない。
誤り。
幼児にも、発達段階に合った短くわかりやすい説明が必要です。説明なしでは不安や恐怖が強くなります。
2.処置中は子どもに話しかけないようにする。
誤り。
処置中も安心できる声かけや見通しの説明が必要です。子どもの不安を軽減する関わりを行います。
3.処置後は子どもの感情を表出させる。
適切である。
処置後は、怖かった、痛かった、がんばったなどの感情を表出できるように支援します。
4.処置室の壁面は装飾のないものにする。
誤り。
子どもが安心できるように、年齢に合った装飾や雰囲気づくりを行うことがあります。装飾のない環境が常に適切とはいえません。
覚えるポイント
- プレパレーションは処置への不安を軽減する支援である。
- 子どもの発達段階に合わせて説明する。
- 処置後は感情表出を支える。
- 嘘をつかず、見通しを伝える。
- 家族や安心できる物を活用して支援する。