R05B121|令和5年度 准看護師試験 過去問
加齢による骨粗鬆症の原因について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、加齢による骨粗鬆症の原因が問われています。
骨粗鬆症では、骨量が減少し、骨がもろくなります。特に閉経後の女性では、エストロゲン低下によって骨吸収が進みやすくなります。
解説
骨は、古い骨を壊す骨吸収と、新しい骨をつくる骨形成を繰り返しています。エストロゲンには、骨吸収を抑える働きがあります。
加齢や閉経によりエストロゲンが低下すると、骨吸収が進み、骨量が減少しやすくなります。その結果、骨粗鬆症を起こしやすくなります。
骨粗鬆症では、脊椎圧迫骨折、大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折などに注意します。転倒をきっかけに骨折し、寝たきりやADL低下につながることがあります。
ビタミンEの欠乏は骨粗鬆症の主な原因としては扱いません。骨粗鬆症ではカルシウムやビタミンD、運動、日光 exposure、転倒予防が重要です。
カルシウム摂取量が増加すれば骨粗鬆症の原因になるわけではありません。むしろ不足に注意します。
骨粗鬆症では骨吸収の低下ではなく、骨吸収の亢進や骨形成とのバランスの崩れが問題になります。
准看護師としての観察ポイント
高齢者では、背部痛、身長低下、円背、歩行状態、転倒歴、服薬状況、栄養状態を観察します。転倒予防のため、履物、段差、照明、手すりも確認します。
選択肢の確認
1.エストロゲンの低下
正しい。
エストロゲンが低下すると骨吸収が進み、骨量が減少しやすくなります。閉経後女性の骨粗鬆症で重要な原因です。
2.ビタミン E の欠乏
誤り。
骨粗鬆症ではカルシウムやビタミンDの不足が重要です。ビタミンE欠乏を主な原因として考えるのは適切ではありません。
3.カルシウム摂取量の増加
誤り。
カルシウム摂取量の増加が骨粗鬆症の原因になるわけではありません。骨粗鬆症予防ではカルシウム不足に注意します。
4.骨吸収の低下
誤り。
骨粗鬆症では骨吸収が亢進し、骨形成とのバランスが崩れることが問題になります。骨吸収の低下ではありません。
覚えるポイント
- 閉経後はエストロゲン低下により骨粗鬆症が起こりやすい。
- エストロゲンは骨吸収を抑える。
- 骨粗鬆症では骨折と転倒予防が重要である。
- カルシウム、ビタミンD、運動が骨の健康に関係する。
- 高齢者では身長低下、円背、背部痛も観察する。