R05A15令和5年度 准看護師試験 過去問

薬物と看護主要薬剤と副作用骨粗鬆症治療薬

骨粗鬆症に用いられる治療薬はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、骨粗鬆症の治療薬が問われています。

骨粗鬆症では骨量が低下し、骨折しやすくなります。薬剤名だけでなく、転倒・骨折予防の視点も重要です。

解説

ビスホスホネート製剤は、骨を壊す働きをもつ破骨細胞の働きを抑え、骨量の低下を防ぐ薬です。骨粗鬆症の治療に用いられます。

骨粗鬆症では、脊椎圧迫骨折、大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折などに注意します。高齢者では骨折をきっかけにADLが低下しやすいため、転倒予防が重要です。

チアマゾールは甲状腺機能亢進症に用いられる抗甲状腺薬です。スルホニル尿素系薬は糖尿病治療薬です。副腎皮質ステロイドは長期使用で骨粗鬆症のリスクを高めることがあります。

患者への説明
ビスホスホネート製剤では、薬の種類により服用方法に注意が必要です。「決められた方法で服用し、自己判断で中止しないでください」と説明します。服薬方法の詳細は医師・薬剤師の指示に従います。

選択肢の確認

1.チアマゾール
誤り。
チアマゾールは甲状腺機能亢進症に用いられる抗甲状腺薬です。骨粗鬆症の代表的な治療薬ではありません。

2.スルホニル尿素系薬
誤り。
スルホニル尿素系薬は血糖を下げる糖尿病治療薬です。骨粗鬆症の治療薬ではありません。

3.副腎皮質ステロイド
誤り。
副腎皮質ステロイドは炎症や免疫反応を抑える薬です。長期使用により骨粗鬆症を起こしやすくすることがあり、骨粗鬆症の治療薬として選ぶものではありません。

4.ビスホスホネート製剤
正しい。
ビスホスホネート製剤は破骨細胞の働きを抑え、骨量低下を防ぐため、骨粗鬆症の治療に用いられます。

覚えるポイント

  • 骨粗鬆症の治療薬にはビスホスホネート製剤がある。
  • ビスホスホネート製剤は骨吸収を抑える。
  • ステロイドの長期使用は骨粗鬆症のリスクになる。
  • 骨粗鬆症では転倒予防と骨折予防が重要である。
  • 服薬方法は医師・薬剤師の指示どおりに確認する。

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