R05A14令和5年度 准看護師試験 過去問

薬物と看護主要薬剤と副作用抗がん薬・骨髄抑制

抗悪性腫瘍薬の副作用について、骨髄抑制によって出現するのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、抗悪性腫瘍薬の骨髄抑制による副作用が問われています。

骨髄抑制では、白血球、赤血球、血小板が減少し、感染、貧血、出血に注意が必要です。

解説

抗悪性腫瘍薬は、がん細胞の増殖を抑える一方で、正常な細胞にも影響することがあります。特に分裂が盛んな骨髄細胞が障害されると、骨髄抑制が起こります。

白血球、特に好中球が減少すると、感染にかかりやすくなります。これを易感染といいます。

赤血球が減少すると貧血、血小板が減少すると出血傾向が起こります。発熱や咽頭痛、口内炎、咳、排尿時痛などは感染のサインとして注意します。

感染予防のポイント
骨髄抑制がある患者では、手指衛生、口腔ケア、清潔保持、人混みを避けること、発熱時の早期報告が重要です。

選択肢の確認

1.易感染
正しい。
骨髄抑制により白血球や好中球が減少すると、感染にかかりやすくなります。

2.悪心・嘔吐
誤り。
悪心・嘔吐は抗悪性腫瘍薬でみられる副作用ですが、骨髄抑制によって出現する代表的な症状ではありません。

3.末梢神経障害
誤り。
末梢神経障害は薬剤によってみられる副作用ですが、骨髄抑制によるものではありません。しびれや感覚異常として現れることがあります。

4.脱毛
誤り。
脱毛は毛母細胞への影響で起こります。骨髄抑制によって出現する代表的な副作用ではありません。

覚えるポイント

  • 骨髄抑制では白血球、赤血球、血小板が減少する。
  • 白血球減少では易感染に注意する。
  • 赤血球減少では貧血に注意する。
  • 血小板減少では出血傾向に注意する。
  • 発熱、咽頭痛、口内炎、咳、排尿時痛は報告が必要なサインである。

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