R05A39|令和5年度 准看護師試験 過去問
感染予防と医療安全医療安全・事故防止抑制・隔離の安全管理
抑制法について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、身体抑制の適応、同意、記録、人権擁護が問われています。
身体抑制は患者の自由を制限する行為であり、安易に行ってはいけません。
解説
身体抑制は、転倒、チューブ抜去、自傷他害などを防ぐ目的で行われることがあります。しかし、患者の身体の自由や尊厳に関わるため、やむを得ない場合に限り、最小限の方法で行う必要があります。
抑制を行う場合は、医師を含むチームで必要性を判断し、患者や家族へ目的、方法、危険性、代替方法などを説明して同意を得ることが重要です。
また、抑制の理由、開始時刻、方法、観察内容、解除の検討、患者の状態などを記録します。人権擁護の観点から問題がないわけではなく、常に必要性を見直す必要があります。
安全管理上のポイント
抑制中は、循環障害、皮膚損傷、呼吸状態、不穏の増強、疼痛、排泄、体位、精神的苦痛を観察します。抑制をしない代替方法を常に検討します。
選択肢の確認
1.抑制を実施するか否かの判断は看護師が行う。
誤り。
抑制は看護師だけで判断して行うものではありません。医師を含むチームで必要性を判断し、施設の手順に従います。
2.患者や家族の同意が必要である。
適切である。
抑制は患者の自由や尊厳に関わるため、患者や家族へ説明し、同意を得ることが必要です。
3.抑制を実施する理由についての記録は必要ない。
誤り。
抑制を実施する理由、方法、時間、観察内容、解除の検討などの記録が必要です。
4.人権擁護の観点から問題はない。
誤り。
抑制は人権や尊厳に関わる行為です。やむを得ない場合に限り、最小限に行い、継続の必要性を見直します。
覚えるポイント
- 身体抑制は安易に行わない。
- 抑制には患者や家族への説明と同意が必要である。
- 抑制の理由、方法、観察内容、解除検討を記録する。
- 抑制中は皮膚、循環、呼吸、精神状態を観察する。
- 代替方法を検討し、最小限の抑制にする。