R05B128|令和5年度 准看護師試験 過去問
母子看護妊娠・分娩・産褥妊娠期の健康管理
妊娠による母体の変化について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、妊娠による母体の生理的変化が問われています。
妊娠中は、胎児と胎盤を支えるために循環、代謝、消化器、血液にさまざまな変化が起こります。
解説
妊娠中は、胎児、胎盤、子宮へ十分な血液を送るため、循環血液量が増加します。これに伴い心拍出量も増加します。
妊娠中は基礎代謝が低下するのではなく、妊娠週数が進むにつれて上昇します。
循環血液量は増加しますが、血漿量の増加が赤血球量の増加を上回るため、血液が薄まったような状態になります。これを生理的貧血といいます。多血症になるわけではありません。
妊娠中はプロゲステロンの影響などで腸蠕動が低下しやすく、便秘になりやすくなります。亢進ではありません。
准看護師としての観察ポイント
妊婦では、動悸、息切れ、浮腫、便秘、貧血症状、体重増加、血圧、尿蛋白を観察します。頭痛、強い浮腫、血圧上昇は報告が必要です。
選択肢の確認
1.基礎代謝は低下する。
誤り。
妊娠中は胎児発育や母体変化により基礎代謝は上昇します。低下ではありません。
2.循環血液量は増加する。
正しい。
妊娠中は胎児や胎盤に血液を送るため、循環血液量が増加します。
3.多血症になる。
誤り。
妊娠中は血漿量の増加が大きく、生理的貧血がみられます。多血症ではありません。
4.腸蠕動は亢進する。
誤り。
妊娠中は腸蠕動が低下しやすく、便秘になりやすくなります。
覚えるポイント
- 妊娠中は循環血液量が増加する。
- 妊娠中は基礎代謝が上昇する。
- 妊娠中は生理的貧血がみられる。
- 妊娠中は腸蠕動が低下し便秘になりやすい。
- 血圧上昇、尿蛋白、強い浮腫に注意する。