R06B128令和6年度 准看護師試験 過去問

母子看護妊娠・分娩・産褥妊娠期の健康管理

妊娠による母体の変化について、正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

妊娠中は、胎児と胎盤を支えるために母体の循環が大きく変化します。

特に重要なのは、循環血液量が増加することです。

解説

妊娠中は、子宮、胎盤、胎児へ十分な血液を送る必要があります。そのため、母体の循環血液量は増加します。

血液量の増加により、心拍出量も増え、動悸や息切れを感じることがあります。また、血漿量が赤血球量より増えるため、血液が薄まったようになり、生理的貧血がみられることもあります。

妊娠中は、静脈が圧迫されやすく、下肢や外陰部に静脈瘤ができやすくなります。腹部にできやすいという説明は不適切です。

つわりは妊娠初期に多く、妊娠15週頃から出現するとはいえません。妊娠中は腸蠕動が低下しやすく、下痢よりも便秘が起こりやすいです。

母性看護の観察ポイント
血圧、浮腫、尿蛋白、体重増加、動悸、息切れ、便秘、つわりの程度、下肢静脈瘤を観察します。強い頭痛、急な浮腫、血圧上昇は報告が必要です。

選択肢の確認

1.腹部に静脈瘤ができやすい。
誤り。
妊娠中の静脈瘤は、下肢や外陰部に起こりやすいです。腹部にできやすいとはいえません。

2.つわりは妊娠15週頃から出現する。
誤り。
つわりは妊娠初期に出現することが多いです。妊娠15週頃から出現するという説明は不適切です。

3.循環血液量が増加する。
正しい。
妊娠中は胎児と胎盤を支えるため、母体の循環血液量が増加します。

4.下痢をしやすい。
誤り。
妊娠中は腸蠕動が低下し、便秘になりやすいです。下痢が代表的な変化ではありません。

覚えるポイント

  • 妊娠中は循環血液量が増加します。
  • 動悸、息切れ、浮腫がみられることがあります。
  • つわりは妊娠初期に多いです。
  • 妊娠中は便秘になりやすいです。
  • 静脈瘤は下肢や外陰部に起こりやすいです。

関連問題

R06B127R06B129
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)