R05B85|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進消化器・肝胆膵疾患胃・十二指腸潰瘍
胃・十二指腸潰瘍の患者の食事指導について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胃・十二指腸潰瘍の食事指導が問われています。
潰瘍では、胃酸分泌を強く促す食品や胃粘膜を刺激する食品を避け、規則正しい食事を心がけます。
解説
胃・十二指腸潰瘍では、胃酸や消化液により粘膜が障害され、痛みや出血を起こすことがあります。食事では、胃粘膜への刺激を減らし、消化しやすい内容に整えます。
糖質は、脂質や刺激物に比べて胃粘膜への刺激が少ない栄養素とされています。お粥、軟飯、うどんなど、消化のよい主食を状態に合わせて選びます。
アルコールは胃粘膜を刺激し、胃酸分泌を促すため制限が必要です。
油で揚げた食品は脂質が多く、胃内停滞時間が長くなりやすいため、胃の負担になります。根菜類も調理法を工夫し、やわらかく煮るなど消化しやすくします。
食事間隔を長く空けると空腹時痛や胃酸刺激が問題になることがあります。規則正しく、必要に応じて少量ずつ摂取します。
患者への説明
「アルコール、香辛料、脂っこいものは控え、消化のよい食事を規則正しくとりましょう」と具体的に説明します。
選択肢の確認
1.アルコールの制限はない。
誤り。
アルコールは胃粘膜を刺激し、胃酸分泌を促すため制限が必要です。
2.糖質は胃粘膜への刺激が少ない栄養素である。
適切である。
糖質は胃粘膜への刺激が少なく、胃・十二指腸潰瘍の食事で取り入れやすい栄養素です。
3.根菜類は油で揚げる調理方法がよい。
誤り。
揚げ物は脂質が多く胃の負担になります。やわらかく煮るなど、消化しやすい調理が適しています。
4.胃粘膜の負担軽減のため食事間隔を長めに空ける。
誤り。
食事間隔が長すぎると空腹時の胃酸刺激が問題になることがあります。規則正しい食事が大切です。
覚えるポイント
- 胃・十二指腸潰瘍では胃粘膜への刺激を避ける。
- 糖質は比較的刺激が少ない。
- アルコール、香辛料、脂っこいものは控える。
- 揚げ物は胃の負担になりやすい。
- 食事は規則正しく、消化のよいものを選ぶ。