R06A120|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進腎・泌尿器疾患排尿障害・尿失禁
溢流性尿失禁はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、尿失禁の種類が問われています。
溢流性尿失禁は、膀胱内に尿がたまりすぎ、自分では十分に排尿できないまま少しずつもれる状態です。
解説
溢流性尿失禁は、尿閉や残尿が背景にあります。
膀胱に尿がたまっているのに排尿しきれず、膀胱容量を超えた尿が少しずつあふれるようにもれます。前立腺肥大症、神経因性膀胱、糖尿病性神経障害などでみられることがあります。
看護では、尿失禁の有無だけでなく、排尿困難、残尿感、尿線の弱さ、下腹部膨満、尿量、尿路感染症状を観察します。
准看護師としての観察ポイント
尿が出にくい、少量ずつもれる、下腹部が張る、発熱や尿混濁がある場合は、尿閉や尿路感染を疑い報告します。
選択肢の確認
1.腹圧がかかるともれてしまう。
誤り。
これは腹圧性尿失禁の説明です。咳、くしゃみ、重い物を持つ動作などで尿がもれます。
2.我慢できずにもれてしまう。
誤り。
これは切迫性尿失禁の説明です。急な強い尿意により、トイレまで間に合わずにもれます。
3.自分では排尿したいのに出ず、もれてしまう。
正しい。
溢流性尿失禁は、尿がたまっているのに十分に排尿できず、あふれるようにもれる状態です。
4.排尿動作に時間がかかりもれてしまう。
誤り。
これは機能性尿失禁に近い説明です。移動や衣服の操作などが間に合わずにもれることがあります。
覚えるポイント
- 溢流性尿失禁は尿が出にくいのにもれる状態です。
- 腹圧性尿失禁は咳やくしゃみでもれます。
- 切迫性尿失禁は強い尿意で我慢できずにもれます。
- 残尿感、下腹部膨満、尿路感染に注意します。