R06B141|令和6年度 准看護師試験 過去問
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)で定められている任意入院について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
任意入院は、精神障害者本人の同意に基づく入院です。
本人の同意が基本なので、開放処遇が原則です。
解説
精神科入院には、任意入院、医療保護入院、措置入院などがあります。
任意入院は、本人が入院に同意している入院形態です。患者の自己決定と人権を尊重するため、閉鎖的・制限的な処遇ではなく、開放処遇が原則になります。
家族の同意による入院は、医療保護入院に関係します。任意入院では、家族の同意よりも本人の同意が中心です。
また、任意入院患者が退院を希望した場合は、原則として退院の意思が尊重されます。ただし、医療上の必要がある場合には、法に基づいて一定時間退院を制限できる制度があります。この選択肢では48時間となっており不適切です。
精神看護のポイント
精神科看護では、治療の必要性と患者の権利擁護を両立させます。制限が必要な場合でも、理由を説明し、最小限にし、観察と記録を行います。
選択肢の確認
1.家族の同意による入院である。
誤り。
任意入院は本人の同意による入院です。家族の同意による入院は医療保護入院に関係します。
2.開放処遇が原則である。
正しい。
任意入院は本人の同意に基づくため、患者の自由と自己決定を尊重し、開放処遇が原則です。
3.退院は、精神保健指定医の診察の結果、許可される。
誤り。
任意入院では本人の退院意思が重要です。精神保健指定医の許可が常に必要という説明は不適切です。
4.精神保健指定医の診察により入院継続の必要性が認められた場合は、48時間に限り退院を制限することができる。
誤り。
任意入院の退院制限については、法に基づく要件と時間が定められています。この選択肢の48時間という記載は不適切です。
覚えるポイント
- 任意入院は本人の同意による入院です。
- 任意入院は開放処遇が原則です。
- 家族同意が中心となるのは医療保護入院です。
- 精神科入院では人権擁護が重要です。
- 制限は必要最小限にし、説明と記録を行います。