R06B45|令和6年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術清潔・衣生活援助寝衣・病衣の援助
臥床患者の和式寝衣交換について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、臥床患者の和式寝衣交換の基本が問われています。
和式寝衣では、背縫いを脊柱に合わせて着せることで、しわやずれによる不快感や褥瘡を予防します。
解説
臥床患者の寝衣交換では、保温、羞恥心への配慮、安楽、皮膚保護、安全な体位変換が重要です。
新しい寝衣を着せるときは、背中側にしわができないように整え、背縫いを脊柱に合わせることが基本です。背部にしわや縫い目のずれがあると、圧迫や摩擦が生じ、皮膚トラブルや褥瘡につながることがあります。
袖を脱がせるときは、手指だけを引っ張らず、肩や肘、前腕を支えながら無理なく行います。和式寝衣は、亡くなった人の着せ方と混同しないよう、前身ごろの合わせにも注意します。
准看護師としての観察ポイント
寝衣交換時は、皮膚の発赤、湿潤、発疹、疼痛、チューブ類の牽引、点滴ルート、ドレーン、患者の疲労を観察します。
選択肢の確認
1.看護師から遠い方の腕から脱がせる。
誤り。
臥床患者の寝衣交換では、患者の状態や麻痺、点滴、チューブ類の有無に応じて安全に行います。看護師から遠い方から一律に脱がせるとはいえません。
2.寝衣の袖を脱がせるときは、患者の手指を支えて抜く。
誤り。
手指だけを支えたり引いたりすると、関節や皮膚を痛める危険があります。腕全体を支え、袖をたぐりながら無理なく抜きます。
3.新しい寝衣の背縫いを脊柱に合わせる。
適切である。
背縫いを脊柱に合わせることで寝衣のずれやしわを防ぎ、安楽と皮膚保護につながります。
4.右の前身ごろが上になるように着せる。
誤り。
和式寝衣では、右前身ごろを先に合わせ、その上に左前身ごろを重ねるのが一般的です。右の前身ごろが上になる着せ方は適切ではありません。
覚えるポイント
- 和式寝衣は背縫いを脊柱に合わせることが大切です。
- 背部のしわは褥瘡や不快感の原因になります。
- 袖は手指だけを引かず、腕全体を支えて扱います。
- 寝衣交換時は保温、羞恥心、チューブ類に注意します。