R05A47令和5年度 准看護師試験 過去問

人体のしくみと働き運動器・体表の基礎骨・関節・骨髄

寝衣交換の援助について、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、寝衣交換時の安全・安楽・羞恥心への配慮が問われています。

寝衣交換は清潔援助であると同時に、皮膚状態、関節可動域、麻痺、疼痛、チューブ類の観察にもつながります。

解説

寝衣交換では、患者の身体を無理に引っ張らず、肩関節、肘関節、手関節などを支えながら行います。関節を支えることで、痛み、脱臼、皮膚損傷、チューブ抜去を防ぎやすくなります。

麻痺や疼痛がある場合は、原則として健側から脱がせ、患側から着せると覚えます。脱ぐときは動かしやすい健側から、着るときは動かしにくい患側を先に通すことで、患者の負担を減らせます。

和式寝衣では、一般に患者から見て左側の身ごろが上になるように着せます。右側を上にする着せ方は死装束と混同されやすいため注意します。また、ひもはほどきやすく、圧迫しにくいように結び、縦結びは避けます。

安全管理上のポイント
寝衣交換では、点滴、ドレーン、酸素チューブ、尿道カテーテルなどが引っ張られないように確認します。寒さや露出にも配慮し、必要な部分だけを出して行います。

選択肢の確認

1.和式寝衣の右側の身ごろが上になるように着せる。
誤り。
和式寝衣では、一般に左側の身ごろが上になるように着せます。右側の身ごろを上にする着せ方は適切ではありません。

2.和式寝衣のひもは縦結びとする。
誤り。
縦結びはほどけやすく、見た目も整いにくいため避けます。患者の安楽と安全を考え、圧迫しないように結びます。

3.患側から脱がせ、健側から着せる。
誤り。
麻痺や疼痛がある場合は、健側から脱がせ、患側から着せるのが基本です。患側を無理に動かさないようにします。

4.関節を支えながら行う。
適切である。
寝衣交換では関節を支えながら行うことで、疼痛、関節の過伸展、脱臼、皮膚損傷を予防できます。

覚えるポイント

  • 寝衣交換は関節を支えながら行う。
  • 麻痺がある場合は、脱ぐときは健側から、着るときは患側から行う。
  • 和式寝衣は左側の身ごろが上になるように整える。
  • 縦結びは避ける。
  • チューブ類、皮膚状態、羞恥心、保温に配慮する。

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