R06B58|令和6年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本
胸腔穿刺について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、胸腔穿刺時の体位と安全管理が問われています。
胸腔穿刺は、穿刺部位を確保しやすく、呼吸状態を観察しやすい座位またはファーラー位で行います。
解説
胸腔穿刺は、胸腔内の胸水や空気を採取・排出するために行われる処置です。
処置時は、患者が安定して姿勢を保てるようにし、座位またはファーラー位をとります。上体を起こすことで、穿刺部位の確保や呼吸状態の観察がしやすくなります。
穿刺中に深呼吸をすると、肺や胸膜が動き、穿刺針による損傷リスクが高まることがあります。そのため、医師の指示に合わせて、体を動かさず静かに呼吸してもらうことが大切です。
准看護師としての観察ポイント
胸腔穿刺では、呼吸困難、咳、胸痛、顔色、SpO2、血圧、脈拍、気分不快、穿刺部出血を観察します。処置後は気胸や出血のサインに注意します。
選択肢の確認
1.前日の夕食後から禁食とする。
誤り。
胸腔穿刺では、前日の夕食後から一律に禁食とする必要はありません。施設や処置内容に応じた指示に従います。
2.排液を目的とする場合は、通常第3~4肋間中腋窩線で行う。
誤り。
胸水排液では、胸水がたまりやすい下位肋間を選択することが多く、第3~4肋間中腋窩線は通常の排液部位として適切ではありません。
3.座位またはファーラー位で行う。
適切である。
座位またはファーラー位は、穿刺部位の確保や呼吸状態の観察に適した体位です。
4.穿刺時は、患者に深呼吸をしてもらうよう促す。
誤り。
深呼吸で胸郭や肺が動くと危険です。穿刺時は医師の指示に従い、静かにしてもらいます。
覚えるポイント
- 胸腔穿刺は座位またはファーラー位で行います。
- 穿刺中は体を動かさないよう説明します。
- 深呼吸を促すのは不適切です。
- 処置中・処置後は呼吸状態と出血を観察します。