R07A16|令和7年度 准看護師試験 過去問
降圧剤はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、降圧薬の代表的な種類を理解しているかが問われています。
降圧薬は血圧を下げる薬です。アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は、高血圧治療で用いられる代表的な薬です。
解説
血圧は、心拍出量、血管抵抗、循環血液量などに影響されます。降圧薬は、血管を拡張させる、心臓の働きを調整する、体内の水分量を調整するなどの作用によって血圧を下げます。
**アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)**は、アンギオテンシンⅡの作用を抑える薬です。アンギオテンシンⅡは血管を収縮させ、血圧を上げる方向に働きます。ARBはその受容体をブロックすることで血管収縮を抑え、血圧を下げます。
β受容体刺激薬は、気管支拡張薬などとして用いられることがあります。抗ヒスタミン薬はアレルギー症状の緩和に用いられます。抗コリン作用薬は、気管支拡張、消化管運動抑制、頻尿治療などに関係する薬です。
試験ではここを押さえる
ARBは降圧薬です。名前に「アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬」とある場合は、血圧を上げるホルモン系の働きを抑える薬と考えます。
准看護師としての観察ポイント
降圧薬を使用している患者では、血圧、脈拍、ふらつき、めまい、転倒リスクを観察します。立ち上がり時のふらつきや血圧低下がある場合は、速やかに報告します。
選択肢の確認
1.β 受容体刺激薬
誤り。
β受容体刺激薬は、気管支拡張薬などとして用いられることがあります。降圧薬として代表的なのはβ受容体遮断薬であり、刺激薬ではありません。
2.アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)
正しい。
ARBは降圧薬です。アンギオテンシンⅡの作用を抑え、血管収縮を抑制することで血圧を下げます。
3.抗ヒスタミン薬
誤り。
抗ヒスタミン薬は、アレルギー症状、鼻汁、かゆみ、蕁麻疹などに用いられる薬です。降圧薬ではありません。
4.抗コリン作用薬
誤り。
抗コリン作用薬は、副交感神経の働きを抑える薬です。気管支拡張、消化管運動の抑制、頻尿治療などに用いられることがありますが、降圧薬ではありません。
覚えるポイント
- ARBは降圧薬である。
- ARBはアンギオテンシンⅡの作用を抑え、血圧を下げる。
- 降圧薬使用中は、血圧低下、ふらつき、転倒に注意する。
- 薬の名前だけでなく、作用と観察ポイントをセットで覚える。