R07A56令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本

創傷の治癒過程について、上皮化が進む段階はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、創傷治癒過程の各段階と、上皮化が進む時期が問われています。

創傷治癒は、止血期、炎症期、増殖期、成熟期の流れで進みます。上皮化は増殖期に進みます。

解説

創傷治癒は、傷ができた直後から段階的に進みます。

止血期では、出血を止めるために血小板や凝固因子が働きます。

炎症期では、白血球やマクロファージが働き、細菌や壊死組織を処理します。発赤、熱感、腫脹、疼痛などがみられます。

増殖期では、肉芽組織の形成、血管新生、コラーゲン産生、上皮化が進みます。創部を覆う新しい組織が形成される段階です。

成熟期では、コラーゲンが再構築され、瘢痕が強くなっていきます。

創傷管理のポイント
創傷は、発赤、腫脹、熱感、疼痛、滲出液、臭気、出血、創縁の状態を観察します。感染が疑われる場合は速やかに報告します。

准看護師としての観察ポイント
創部処置では、清潔操作、手指衛生、滲出液の量と性状、ドレッシング材のずれ、患者の疼痛を確認します。患者の栄養状態や血糖管理も治癒に関係します。

選択肢の確認

1.止血期
誤り。
止血期は、血小板や凝固因子によって出血を止める段階です。上皮化が進む主な段階ではありません。

2.炎症期
誤り。
炎症期は、白血球やマクロファージが働き、細菌や壊死組織を処理する段階です。上皮化が進む主な段階ではありません。

3.増殖期
正しい。
増殖期では、肉芽形成、血管新生、コラーゲン産生、上皮化が進みます。創傷治癒が進む重要な段階です。

4.成熟期
誤り。
成熟期は、コラーゲンが再構築され、瘢痕組織が強くなっていく段階です。上皮化が主に進む段階ではありません。

覚えるポイント

  • 創傷治癒は、止血期、炎症期、増殖期、成熟期で進む。
  • 上皮化が進むのは増殖期である。
  • 炎症期では発赤、腫脹、熱感、疼痛に注意する。
  • 創傷治癒には栄養状態、血流、感染予防が重要である。
  • 創部の滲出液、臭気、疼痛、出血を観察する。

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