R07B99令和7年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進運動器・皮膚・膠原病皮膚疾患・膠原病

全身性強皮症の症状について、正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、全身性強皮症の症状が問われています。

全身性強皮症は、皮膚や内臓の線維化、血管障害を特徴とする膠原病です。代表的な症状としてレイノー症状、皮膚硬化、消化管障害、肺病変などがあります。

解説

レイノー症状は、寒冷刺激やストレスによって手指の血管が収縮し、指の色が白、紫、赤へ変化したり、しびれや痛みを伴ったりする症状です。全身性強皮症でよくみられます。

全身性強皮症では、消化管の線維化により蠕動が低下し、嚥下困難、胃食道逆流、便秘、腹部膨満などがみられることがあります。蠕動亢進ではありません。

蝶形紅斑は全身性エリテマトーデスで特徴的な皮疹です。全身性強皮症では高血圧、特に腎クリーゼに伴う急激な血圧上昇に注意することがあり、低血圧が代表症状ではありません。

准看護師としての観察ポイント
手指の色調変化、冷感、しびれ、皮膚硬化、嚥下困難、胸やけ、息切れ、血圧、尿量を観察します。急な血圧上昇、尿量減少、呼吸困難があれば報告します。

選択肢の確認

1.レイノー症状(現象)
正しい。
全身性強皮症では血管障害によりレイノー症状がみられます。寒冷刺激やストレスで手指の色調変化やしびれが起こります。

2.消化管蠕動亢進
誤り。
全身性強皮症では消化管の線維化により蠕動が低下することがあります。嚥下困難、胃食道逆流、便秘などに注意します。

3.蝶形紅斑
誤り。
蝶形紅斑は全身性エリテマトーデスで特徴的にみられます。全身性強皮症の代表症状ではありません。

4.低血圧
誤り。
全身性強皮症では、腎クリーゼに伴う急激な血圧上昇に注意します。低血圧は代表症状として適切ではありません。

覚えるポイント

  • 全身性強皮症ではレイノー症状がみられる。
  • レイノー症状は寒冷刺激やストレスで誘発される。
  • 皮膚硬化、嚥下困難、胃食道逆流、便秘に注意する。
  • 蝶形紅斑は全身性エリテマトーデスで覚える。
  • 急な血圧上昇や尿量減少は報告が必要である。

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