R05A137|令和5年度 准看護師試験 過去問
アトピー性皮膚炎を発症した乳児の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、乳児のアトピー性皮膚炎のスキンケアと外用薬指導が問われています。
アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥やかゆみ、湿疹が繰り返し起こります。保湿と適切な薬剤使用が重要です。
解説
アトピー性皮膚炎では、皮膚を清潔に保ち、保湿剤でバリア機能を補い、炎症がある部位には医師の指示に従ってステロイド外用薬などを使用します。
家族には、ステロイド外用薬の塗る量、塗る範囲、回数、期間、保湿剤との使い分けを説明します。自己判断で中止したり、極端に少なく塗ったりすると、炎症が十分に治まらないことがあります。
保湿剤は避けるのではなく、乾燥予防のために継続して使用します。かゆみがあるときに温めると、血流が増えてかゆみが強くなることがあります。掻破を防ぐため、爪を短くし、衣類や寝具の刺激にも注意します。
薬をミルクに混ぜると、飲み残したときに必要量が内服できないことがあります。薬の内服方法は医師や薬剤師の指示に従います。
家族への説明
「保湿は毎日の基本です。赤く炎症があるところには、指示された量の薬を塗りましょう。よくなっても自己判断で中止せず、指示を確認してください」と説明します。
選択肢の確認
1.保湿剤の使用を避ける。
誤り。
アトピー性皮膚炎では皮膚の乾燥を防ぐため、保湿剤の使用が重要です。
2.痒みには温罨法を行う。
誤り。
温めるとかゆみが強くなることがあります。かゆみには冷却や室温調整、爪の管理、適切な外用薬が大切です。
3.抗アレルギー薬はミルクに混ぜて与える。
誤り。
ミルクに混ぜると飲み残した場合に薬の量が不足します。薬の与え方は医師や薬剤師の指示に従います。
4.家族にステロイド外用薬の塗り方を説明する。
適切である。
ステロイド外用薬は、量、部位、回数、期間を守って使用することが重要です。家族への説明が必要です。
覚えるポイント
- アトピー性皮膚炎では保湿が基本である。
- 炎症部位には指示に従いステロイド外用薬を使用する。
- 温めるとかゆみが強くなることがある。
- 薬をミルクに混ぜると飲み残しで投与量が不足することがある。
- 家族にスキンケアと外用薬の使い方を説明する。