R05A99|令和5年度 准看護師試験 過去問
点眼について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、点眼薬の正しい使用方法が問われています。
点眼では、薬液の汚染を防ぎ、薬効を保ち、全身への不要な吸収を減らすことが大切です。
解説
点眼後は、目を閉じて、目頭を軽く圧迫します。目頭には涙点があり、涙小管を通って鼻腔へ薬液が流れます。目頭を圧迫することで薬液が涙小管へ流れにくくなり、眼内での効果を保ちやすく、全身性副作用を減らすことにもつながります。
複数の点眼薬を使う場合は、薬液が流れ出たり薄まったりしないように、一般に5分以上あけて点眼します。1分では短すぎます。
複数の点眼薬を使う場合は、水溶性点眼薬、懸濁性点眼薬、油性点眼薬、眼軟膏の順を目安にします。油性点眼薬を先に使うと、後から使う水溶性点眼薬が入りにくくなります。
点眼薬は通常1回1滴で十分です。2~3滴入れても結膜嚢に保持できる量には限りがあり、薬液が流れ出てしまいます。
患者への説明
「容器の先をまつ毛や眼に触れないようにし、1滴入れたら目を閉じて目頭を軽く押さえましょう」と説明します。
選択肢の確認
1.複数の点眼薬を使用する場合は、1 分間あけて点眼する。
誤り。
複数の点眼薬を使用する場合は、一般に5分以上あけます。1分では薬液が流れたり薄まったりしやすくなります。
2.複数の点眼薬を使用する場合は、油性点眼薬から水溶性点眼薬の順で使用する。
誤り。
油性点眼薬を先に使用すると、水溶性点眼薬が入りにくくなります。水溶性点眼薬を先に使用します。
3.点眼後は、目頭を軽く圧迫し涙小管内へ流出しないようにする。
適切である。
点眼後に目頭を軽く圧迫すると、薬液が涙小管へ流れにくくなり、眼内で作用しやすくなります。
4.点眼薬は、1 回に 2 ~ 3 滴を滴下する。
誤り。
点眼薬は通常1回1滴で十分です。2~3滴入れても多くは流れ出てしまいます。
覚えるポイント
- 点眼後は目頭を軽く圧迫する。
- 複数の点眼薬は5分以上あける。
- 水溶性点眼薬を油性点眼薬より先に使う。
- 点眼薬は通常1回1滴でよい。
- 容器の先を眼やまつ毛に触れさせない。