R05A98|令和5年度 准看護師試験 過去問
網膜剥離の患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、網膜剥離術後の体位保持と看護が問われています。
網膜剥離では、視力を守るために安静や術後体位の保持が重要になることがあります。
解説
網膜剥離は、網膜が眼球の内側からはがれる疾患です。飛蚊症、光視症、視野欠損、視力低下などがみられることがあります。
手術後は、眼内に入れたガスやシリコンオイルなどの位置を保ち、剥離部位を押さえる目的で、医師から特定の体位保持を指示されることがあります。長時間の体位保持は、頸部痛、腰痛、肩こり、不眠、不安などの苦痛を伴うため、体位保持に伴う苦痛を緩和する看護が重要です。
手術前は病状により安静が必要になることがあります。安静不要と説明するのは適切ではありません。
術後の眼痛は、眼圧上昇や合併症の可能性があるため注意が必要です。眼圧低下だけを考えるのは不十分です。
洗顔や洗髪は、術後感染予防や創部保護のため、医師の許可が出てから行います。翌日から必ず可能と説明するのは適切ではありません。
安全管理上のポイント
術後は眼痛、視力低下、頭痛、悪心、嘔吐、発赤、分泌物、体位保持による疼痛やしびれを観察します。急な眼痛や視力低下は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.手術前は安静の必要性はないことを伝える。
誤り。
網膜剥離では病状により手術前から安静が必要になることがあります。安静不要と説明するのは適切ではありません。
2.手術後の体位保持に伴う苦痛を緩和する。
適切である。
術後に指定体位が必要な場合、長時間の体位保持に伴う疼痛や不快を軽減する援助が重要です。
3.手術後に眼痛があれば、眼圧低下に注意する。
誤り。
術後の眼痛では眼圧上昇や炎症などにも注意します。眼圧低下だけに限定するのは適切ではありません。
4.手術後、翌日から洗顔や洗髪ができることを説明する。
誤り。
洗顔や洗髪は医師の許可や施設の指示に従います。翌日から必ずできると説明するのは適切ではありません。
覚えるポイント
- 網膜剥離では術後体位保持が必要になることがある。
- 体位保持による疼痛や不眠を緩和する。
- 術後の眼痛、視力低下、悪心、嘔吐に注意する。
- 洗顔や洗髪は医師の許可後に行う。
- 急な眼痛や視力低下は速やかに報告する。