R05A138|令和5年度 准看護師試験 過去問
小児の与薬について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、小児への安全な与薬方法が問われています。
小児は年齢や発達段階によって、薬の飲み方、注射部位、坐薬の扱いが異なります。確実に投与できる方法を選ぶことが大切です。
解説
乳児に散剤を投与するときは、少量の水やぬるま湯で練り、頬の内側や上あごなどに少しずつ塗り付ける方法があります。その後、水やミルクを少量飲ませて飲み込みを確認します。
散剤を多量のミルクに混ぜると、飲み残した場合に薬が必要量入らないことがあります。また、ミルク嫌いにつながることもあるため注意します。
皮下注射の部位として前腕内側は一般的ではありません。前腕内側は皮内反応などで用いられることがあります。小児では筋肉量が少なく、痛みや神経損傷のリスクも考慮するため、筋肉注射を多く使用するとはいえません。
坐薬は体温で溶けるようにつくられているものが多く、体温で溶解しないという説明は誤りです。
安全管理上のポイント
小児の与薬では、薬剤名、量、時間、方法、児の体重、アレルギー、飲み込みの状態を確認します。投与後は吐き戻し、発疹、呼吸状態、機嫌の変化を観察します。
選択肢の確認
1.皮下注射の部位は前腕内側である。
誤り。
前腕内側は皮内反応などで用いられることがあります。皮下注射部位として一般的に選ぶ部位ではありません。
2.筋肉注射は小児では多く使用する注射法である。
誤り。
小児では筋肉量が少なく、痛みや神経損傷のリスクもあるため、筋肉注射を多く使用するとはいえません。
3.坐薬は体温では溶解しない。
誤り。
坐薬は直腸内で体温により溶けるようにつくられているものが多いです。
4.乳児に散剤を投与するときは、少量の水で練って口腔内に塗り付ける。
適切である。
乳児に散剤を投与するときは、少量の水で練って口腔内に塗り付ける方法が用いられます。
覚えるポイント
- 乳児への散剤は少量の水で練って口腔内に塗る方法がある。
- 薬を多量のミルクに混ぜると飲み残しに注意が必要である。
- 小児の与薬では体重と投与量の確認が重要である。
- 坐薬は体温で溶けるものが多い。
- 与薬後は副作用や吐き戻しを観察する。