46G11|第46回 理容師国家試験 過去問
わが国の死亡に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
年齢別死亡率、粗死亡率、年齢調整死亡率の意味と当時の死亡動向を区別します。
解説
年齢別死亡率は、乳児期に高く、その後低下して思春期ごろに最も低くなり、加齢とともに上昇するのが一般的です。粗死亡率は、1年間の死亡数を総人口で割った指標です。
年齢調整死亡率は、人口の年齢構成の違いを取り除いて比較するため、基準人口を用いて調整した率です。高齢化が進むと、年齢別の死亡状況が改善していても粗死亡率は上昇することがあります。
選択肢の確認
1.年齢別死亡率は、一般的に思春期のころ最も低くなる。
正しい。
年齢別死亡率は一般に思春期ごろが最も低く、その後は年齢が上がるにつれて高くなります。
2.年齢調整死亡率は、人口1,000人に対して1年間に死亡した人の数である。
誤り。
人口1,000人に対する年間死亡数という説明は粗死亡率です。年齢調整死亡率は年齢構成の違いを調整して比較する指標です。
3.がんによる死亡数は、減少傾向にある。
誤り。
出題当時、がんによる死亡数は高齢化などの影響もあり、単純な死亡数として減少傾向とはいえません。
4.粗死亡率は、低下傾向にある。
誤り。
出題当時のわが国では高齢化の影響により粗死亡率は上昇傾向でした。年齢調整死亡率の動向と混同しないことが重要です。
覚えるポイント
- 年齢別死亡率は思春期ごろが最も低い。
- 粗死亡率は総人口を分母とする。
- 年齢調整死亡率は年齢構成をそろえた比較に使う。