48G20第48回 理容師国家試験 過去問

衛生管理感染症

腸管出血性大腸菌感染症に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 保菌者の便を通じて家族などに二次感染することがある。 b 病原体は、ベロ毒素を出すのが特徴である。 c 病原体は熱に強く、加熱によって死滅することはない。 d 潜伏期は、約20日である。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

腸管出血性大腸菌の感染経路、毒素、加熱への弱さ、潜伏期を判定します。

解説

小項目を一つずつ判定します。

a 正しい。患者や無症状病原体保有者の便に排出された菌が、手指などを介して家族へ二次感染することがあります。

b 正しい。腸管出血性大腸菌はベロ毒素を産生し、出血性大腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こすことがあります。

c 誤り。菌は適切な加熱で死滅します。食肉の中心部まで十分に加熱することが予防になります。

d 誤り。潜伏期は多くの場合3~5日程度で、約20日とするのは長すぎます。したがってaとbが正しい組合せです。

選択肢の確認

1.aとb
正しい組合せ。
aの便を介する二次感染と、bのベロ毒素産生は、どちらも腸管出血性大腸菌の重要な特徴です。

2.bとc
誤り。
bは正しいですが、cは加熱しても死滅しないとしており、十分な加熱が有効である点に反します。

3.cとd
誤り。
cは加熱への性質、dは潜伏期の長さがともに誤っているため、正しい組合せではありません。

4.aとd
誤り。
aは正しい一方、dの約20日という潜伏期は不適切で、一般には3~5日程度です。

覚えるポイント

  • 腸管出血性大腸菌=少ない菌量でも便を介して二次感染。
  • ベロ毒素を産生する。
  • 十分な加熱で予防でき、潜伏期は多くは3~5日程度。

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